2013年 06月 14日
くやしくて泣いたこと
それはもう5年ほど前のこと。
当時、会社の先輩(男)か渋谷にミニシネマを見に行こうと誘われた。
「お、ミニシネマとは案外こじゃれたもん見るんだねぇ」
とか思いながら、遅刻魔のワタシはお布団にはいったわけ。
お昼過ぎの待ち合わせ、
しかも渋谷までバスで行ける場所に住んでいたから、
いつも通りに余裕しゃくしゃくで準備をしていた。
ところがやっぱり遅刻魔、
服だの髪型だの悩みに悩んで待ち合わせ時刻に間に合う
ギーリギリのバスに飛び乗る。
もちろん先輩にメール。
「ちょっと遅れるかもしれない。上演時刻には間に合うと思うので、
先に行っててください。あと、映画館の場所教えてください」
みたいなメールを送ったかな。
そして不運は重なり、まさかの道路渋滞。バス遅れまくり。
それでもなんとか渋谷に到着。
急いで映画館へ走る!!!
って、映画館の場所ほぼ青山じゃん。
こどもの城方面じゃん。それってだいぶ走らなきゃじゃん。
もちろん、遅れている身分ですから走りましたよ。
なんとか到着したのは上映時間が5分くらい過ぎた頃。
先輩とも合流して「まだ入れるかも!」と思い、映画館の人にアタック!
結果「途中入場はできません」と。
ガビン。ガビーーン。
次の上映2時間後とかでしょ。
時間もったいないじゃん。ちょっとくらい遅れて入ってもいいじゃん。
がんばって理解するから、、、でも叶わず。
実は前日今回は遅刻しないぞ!っとかなり気合いの入ってたワタシ。
それなのに遅刻した。しかも映画は2時間後。
走ったのに、猛ダッシュしたのに。
猛烈に悲しくなったけど、自分のせいだもんな、
と心の中で反省しまくり「本当にすみません」と
先輩に謝っていたときに言われた、
「本当は(遅刻してすみませんなんて)思ってへんのやろ?」
この言葉で一気に涙が洪水のように目から溢れ出した。
先輩はいつも遅刻してくるワタシの性格をよくしっていたから、
軽い気持ちでいったんだけど、その日は「遅刻しない!!」と息巻いていたから
その言葉がグサリと刺さったのである。
涙止まりません。
プライベートで、しかも感動とか喜びとかの涙じゃなくて
くやしくて泣いたこと久しぶりすぎて涙出る出る、
先輩、ビビリまくる。
普段下世話なジョークにも対応可、
下ネタだってのっかりつつかわしちゃぜ~みたいな後輩が泣いてる。
さすがにどうにもできないよねー。
近くにあったコンビニに入り、雑誌売り場の前で心を落ち着かせる。
雑誌を開いて気を紛らわすために読んでみる。
でも泣けてくる。
お菓子売り場で気を紛らわせてみる。
でも泣けてくる。
こんなに気を紛らわせても泣けたこと、
これが最初で最後だっかたも。
そして10~15分くらいかな、コンビニでの精神統一を終え、
先輩の待つ外へ。
先輩、少し申し訳なさそうな表情で待っていてくれました。
ワタシもしっかりと謝罪をして近くにあったスタバでお茶。
なんで泣いてたか、いきさつを話したような。
あんまり覚えてない。
そして2時間後、映画館に入館して無事に映画鑑賞。
「食べること」っていう食に関する映像ドキュメンタリー。
特にセリフとか主役はなくて淡々としている映画だった。
映画を見終わってからは、
アースデイというイベントがやっている代々木公園へ。。。
そこでワタシ歩き疲れ、精神統一疲れでくったり。
そして歩きたくないけどおうちまで帰りたいという
ワタシのわがままを叶えてくれてのは、
そうまぎれもなく先輩。
だけど、スタイリッシュ街乗りバイシコーな先輩チャリは
後ろに人は乗れない。
結果、ワタシがサドルに座り、先輩は横にいてチャリを押し歩く、
という今時小学生とお父さんでもやらないような、
渋谷のど真ん中ではなかなか見かけないスタイルで
3つほど大きなのぼり坂や下り坂を抜けチャリを押し続けてくれた。
しかも途中でアッチ行きたいと指差す方向に
チャリごと連れていってくれた。
30分か40分くらい押してくれて我が家につき、
さすがに何か御礼をしなくてはと思ったワタシは、
自宅に招いたが、大した食べ物もなく、
即席ラーメンと作って出すという始末。
ええ、ええ、わかっているよ。
そんな時くらいなにかちゃんと作ってあげなよ、
ええ、ええ、わかっていますとも。
ただ、疲れていました(チャリに乗っていただけなのに)
ええ、つかれていたの。
それでも先輩は即席ラーメンを
ささーっと食べて颯爽とチャリで帰っていった。
なんてワガママのお子さまなんだろう。
なんで先輩は寛大なんだろう。
自分の子供さっぷりに笑えてくるエピソード。
ま、その先輩は今横で寝てますけどね。
ええ、結婚しましたけどね。
今もこの時みたいな感じで変わりはございません。
ほんといつも助けてもらっとります。
ご縁て不思議だな~
当時、会社の先輩(男)か渋谷にミニシネマを見に行こうと誘われた。
「お、ミニシネマとは案外こじゃれたもん見るんだねぇ」
とか思いながら、遅刻魔のワタシはお布団にはいったわけ。
お昼過ぎの待ち合わせ、
しかも渋谷までバスで行ける場所に住んでいたから、
いつも通りに余裕しゃくしゃくで準備をしていた。
ところがやっぱり遅刻魔、
服だの髪型だの悩みに悩んで待ち合わせ時刻に間に合う
ギーリギリのバスに飛び乗る。
もちろん先輩にメール。
「ちょっと遅れるかもしれない。上演時刻には間に合うと思うので、
先に行っててください。あと、映画館の場所教えてください」
みたいなメールを送ったかな。
そして不運は重なり、まさかの道路渋滞。バス遅れまくり。
それでもなんとか渋谷に到着。
急いで映画館へ走る!!!
って、映画館の場所ほぼ青山じゃん。
こどもの城方面じゃん。それってだいぶ走らなきゃじゃん。
もちろん、遅れている身分ですから走りましたよ。
なんとか到着したのは上映時間が5分くらい過ぎた頃。
先輩とも合流して「まだ入れるかも!」と思い、映画館の人にアタック!
結果「途中入場はできません」と。
ガビン。ガビーーン。
次の上映2時間後とかでしょ。
時間もったいないじゃん。ちょっとくらい遅れて入ってもいいじゃん。
がんばって理解するから、、、でも叶わず。
実は前日今回は遅刻しないぞ!っとかなり気合いの入ってたワタシ。
それなのに遅刻した。しかも映画は2時間後。
走ったのに、猛ダッシュしたのに。
猛烈に悲しくなったけど、自分のせいだもんな、
と心の中で反省しまくり「本当にすみません」と
先輩に謝っていたときに言われた、
「本当は(遅刻してすみませんなんて)思ってへんのやろ?」
この言葉で一気に涙が洪水のように目から溢れ出した。
先輩はいつも遅刻してくるワタシの性格をよくしっていたから、
軽い気持ちでいったんだけど、その日は「遅刻しない!!」と息巻いていたから
その言葉がグサリと刺さったのである。
涙止まりません。
プライベートで、しかも感動とか喜びとかの涙じゃなくて
くやしくて泣いたこと久しぶりすぎて涙出る出る、
先輩、ビビリまくる。
普段下世話なジョークにも対応可、
下ネタだってのっかりつつかわしちゃぜ~みたいな後輩が泣いてる。
さすがにどうにもできないよねー。
近くにあったコンビニに入り、雑誌売り場の前で心を落ち着かせる。
雑誌を開いて気を紛らわすために読んでみる。
でも泣けてくる。
お菓子売り場で気を紛らわせてみる。
でも泣けてくる。
こんなに気を紛らわせても泣けたこと、
これが最初で最後だっかたも。
そして10~15分くらいかな、コンビニでの精神統一を終え、
先輩の待つ外へ。
先輩、少し申し訳なさそうな表情で待っていてくれました。
ワタシもしっかりと謝罪をして近くにあったスタバでお茶。
なんで泣いてたか、いきさつを話したような。
あんまり覚えてない。
そして2時間後、映画館に入館して無事に映画鑑賞。
「食べること」っていう食に関する映像ドキュメンタリー。
特にセリフとか主役はなくて淡々としている映画だった。
映画を見終わってからは、
アースデイというイベントがやっている代々木公園へ。。。
そこでワタシ歩き疲れ、精神統一疲れでくったり。
そして歩きたくないけどおうちまで帰りたいという
ワタシのわがままを叶えてくれてのは、
そうまぎれもなく先輩。
だけど、スタイリッシュ街乗りバイシコーな先輩チャリは
後ろに人は乗れない。
結果、ワタシがサドルに座り、先輩は横にいてチャリを押し歩く、
という今時小学生とお父さんでもやらないような、
渋谷のど真ん中ではなかなか見かけないスタイルで
3つほど大きなのぼり坂や下り坂を抜けチャリを押し続けてくれた。
しかも途中でアッチ行きたいと指差す方向に
チャリごと連れていってくれた。
30分か40分くらい押してくれて我が家につき、
さすがに何か御礼をしなくてはと思ったワタシは、
自宅に招いたが、大した食べ物もなく、
即席ラーメンと作って出すという始末。
ええ、ええ、わかっているよ。
そんな時くらいなにかちゃんと作ってあげなよ、
ええ、ええ、わかっていますとも。
ただ、疲れていました(チャリに乗っていただけなのに)
ええ、つかれていたの。
それでも先輩は即席ラーメンを
ささーっと食べて颯爽とチャリで帰っていった。
なんてワガママのお子さまなんだろう。
なんで先輩は寛大なんだろう。
自分の子供さっぷりに笑えてくるエピソード。
ま、その先輩は今横で寝てますけどね。
ええ、結婚しましたけどね。
今もこの時みたいな感じで変わりはございません。
ほんといつも助けてもらっとります。
ご縁て不思議だな~
# by nicosaco | 2013-06-14 00:44 | 日記